2015/11/23

ルナちゃんとジロウくん

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手前の黒い子は “ルナちゃん”

奥の茶トラの子猫は “ジロウくん”

ともに猫白血病ウィルスが陽性の猫です。


白血病は陽性であっても発症しなければ普通に何の問題なく生活することが出来ます。

が、ルナちゃんは約2ヵ月前にリンパ腫を発症していることが判りました。

現在、抗がん剤によってがん細胞を抑える治療をしています。

けれど先日再発していることが分かり、またこれからの治療のことを考えていかなければいけない状態です。


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ジロウくんは先週、伝染性腹膜炎と診断されました。

積極的な治療方法もなく、死に至る病気です。

それぞれ完治する病気ではなく、ルナちゃんもジロウくんも残された命はそう長くはないと思います。



ルナちゃんがこちらに来たのは6,7カ月の頃。
行き場のない白血病の子猫を保護したけれど飼うことは難しいので飼い主さんを探してほしいと依頼されました。
けれど、ルナちゃんは白血病キャリアであることや慢性的な風邪症状があり里親さんを募集することは難しく今に至ります。


ジロウ君の月齢はまだ約5、6カ月です。
役所に収容され、足は骨折した形跡があり、すでに固まっている状態でした。
そしてつい先日、去勢手術を行おうと思った矢先に今回の病気を発病していることが判りました。


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ルナちゃんはとっても穏やかでどんな猫とも仲良く出来る優しい子、
ジロウくんは人一倍食いしん坊で甘えん坊。

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2匹ともとてもいい子なので辛い病気と短い命を悲しく思います。

せめて苦しい思いを出来るだけしないように・・・

ルナちゃん、ジロウくんを見守ってゆきたいと思っています。

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2匹を見ていて、ある人のことをふと思い出しました。

その人は猫を好きで何匹も飼っている。

けれど 『自然もんだから』 不妊手術はしないと言っていました。

屋外への出入りも自由にさせていると。

そして家で生まれた子猫のご飯をせっせと買って行きました。

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生まれてくる猫たちすべてに責任を持ってくれるのでしょうか?

子がまた子を生みどんどんと猫は増えてゆきます。

外に出れば交通事故、虐待・・・

それも自然なことだからと言えるのでしょうか。

猫同士のケンカでルナちゃんたちのような病気に感染することも・・・

本当に猫を好きで大切に思っているのでしょうか。



そんなことを考えるとルナちゃん、ジロウくんにも違った一生があったかもしれない。

人知れず亡くなる子、センターで苦しみながら亡くなる子・・・

その子たちを思うと無責任な飼い方をしている人に怒りや悔しい思いがこみ上げてくるのです。















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