2016/01/27

役所より・・・【2】

先日、6匹の子犬を保護したとき、役所にはもう1匹の犬が収容されていました。

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老犬の女の子でした。

役所の人は高齢のこの子をみて、新しい飼い主さんを見つけることは難しいだろうと判断。

動物指導センターにすでに連絡済で、迎えを待っているとのことでした。





もうすこしでセンターに行ってしまうところでした。

すぐに引き取り保護宅へ。ホッと一安心です。

なかなか付き切りでお世話してあげることは難しい保護宅ではありますが、
センターで苦しみを伴って亡くなったり、この寒い時期に外で亡くなっていたかもしれない
とを考えるとせめてあたたかい場所でごはんを食べて・・・と思わずにはいられません。




そしてこの子を保護してから1週間ほど経ったある日。

役所を通じてこの子を捜している人がいるという連絡を受けました。



飼い主さんは1人暮らしのおばあちゃんといことが判りました。

この子は “マリちゃん” といって、いなくなってしまってから随分近所を捜し回ったとのこと。



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けれど見つからず・・・いなくなって1カ月ほど経ちもう亡くなってしまっただろうと思ったそうです。

そして市役所にマリちゃんの登録を消してもらおうと連絡を入れたところ、こちらで保護されていることを知ったそうです。

マリちゃんの迷子に関しては “警察にだけ” 連絡をしておいたとのことでした。



おばあちゃんはマリちゃんとの再会を涙を流して喜んでいました。




マリちゃんは外飼いで、迷子になってしまったそうですが、連日続くこの厳しい寒さです。

高齢のマリちゃんとってお外では凍死してしまうので、せめて玄関に入れてあげて欲しい・・・と飼い主さんにお願いし、何かあったらいつでも連絡を下さいとお話ししておばあちゃんのお宅を後にしました。




おばあちゃんはマリちゃんが迷子になって、市役所や動物指導センターに連絡をする、ということを知らなかったと話していました。

そして近所の人もそういうことは誰も教えてくれなかったそうです。



無知の過失により、マリちゃんは指導センターに送られてしまうところでした。

迷子になったらどこに連絡をしておくのか・・・知らない飼い主さんがもっともっといるはずです。



警察の人がおばあちゃんに一言、教えてくれていたら・・・

市役所と警察、またはセンターで迷子犬・猫の情報を共有していてくれたら・・・


行政はもっと動物愛護に関心を持ち、市民に情報を流して行くべきです。

しょせん犬や猫・・・とないがしろにされていると感じることは日々あります。



今回の飼い主さんのように “知らなかった” で亡くなる命がないように・・・私たちは行政に対し、もっともっと意見、要求を述べていかなければいけないと改めて感じました。







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